超高齢社会において多くの人々が直面する足腰の悩みは、生活の楽しみを遠ざけ、人生の自由を奪います。私たちは膝や腰の痛みの原因となる力学的な関節負荷(メカニカルストレス)を明らかにし、一人ひとりに合った最適なソリューションに繋げることを目指しています。
これまで人の動作計測は、研究用の専用設備と専門技術が必要でした。弊社技術を使えば、専用カメラ1台で撮影するだけで、誰でも簡単に測ることができます。また、歩行速度や歩幅といった身体の運動データだけではなく、力学的な関節負荷まで数値化することができるため、より深い分析が可能になります。
私たちのコア技術であるダイナミクスエンジンは、運動データを入力することで関節負荷や人の発揮力を高速に計算するソフトウェアです。市販のモーションキャプチャ、ウェアラブルセンサ、カメラ等、目的に適した方法で計測した様々な運動データを読み込むことができます。AIによる推定ではなく、力学モデルに基づく高速な計算技術を採用しているため、未知の運動に対しても力学的に整合性のとれた結果を得ることができます。
ホンダにて自動運転、リハビリ用ロボット等の研究に従事した後、個人開発からスタートした動作分析技術をベースに当社を創業。2023年度 NEDO Entrepreneurs Program採択。
三菱商事、ヘルスケアスタートアップ取締役COOを経て、当社を創業。長年、自身も膝痛に悩んでいる。